40kHzのキャビテーションは何がいい?25kHzとの違いは?どちらがエステ効果がある?

40kHzのキャビテーションは何がいい?25kHzとの違いは?どちらがエステ効果がある?

40kHzのキャビテーションは何がいい?25kHzとの違いは?どちらがエステ効果がある?

痩身の美容機器によく搭載されている機能『キャビテーション』ですが、周波数がいくつかあるのをご存知ですか?40kHzや25kHz、330kHzなど種類がたくさんあって選べない方もいらっしゃると思います。モイセでは40kHzのキャビテーションマシンしか作っていないのですが、その理由を詳しく解説していきます。

まずはキャビテーションの仕組みを解説!

キャビテーションとは、超音波を液体に照射した際に液体が振動し、圧力の差により発生した気泡が破裂することをいいます。気泡が破裂することによって衝撃波が生じ、様々な効果を発生させています。このキャビテーション現象は美容機器だけでなく、薬を患部に導入するポレーション技術や、洗剤を使わずに工業製品の汚れを落とす洗浄技術などに使われています。

美容機器のキャビテーションでは、その気泡が破裂して脂肪細胞に衝撃を与えています。袋状になっている脂肪細胞は衝撃により破れ、中に保管していた脂肪が溶けだします。本来は人が運動や空腹などで蓄えた脂肪を使うとき、脳からの指令でリパーゼという酵素を出して貯蓄してきた脂肪を使います。キャビテーションは、運動していなくてもお腹が減っていなくても無理やり脂肪を使うような状態にしてくれています。それによってダイエットの時と同様、脂肪細胞の大きさが小さくなり、トリートメントした部位を引き締めることが可能です。

キャビテーション痩身の仕組み

キャビテーションの周波数の違いは?

キャビテーションは周波数によって

  • 超音波が到達する深さ
  • 生成する気泡核の大きさ
  • 気泡を発生させる数間隔
  • 気泡を発生させる間隔
が異なります。

キャビテーション超音波の周波数による違い
マシンに搭載した機能
周波数 低い 高い
到達する深さ 深い 浅い
生成する気泡核の大きさ 大きい 多い
気泡核の数 少ない 多い
気泡核発生の間隔 広い 狭い
気泡が破裂する時のパワー 大きい 小さい

これらの特徴をふまえ、用途にあった周波数を選択する必要があります。パワーが強いからといって低い周波数を選んでしまうと、到達する深さが適切でなかったり、発生する気泡の数が適切ではなかったりするので注意が必要です。

どの周波数のキャビテーションが効果があるの?

モイセの美容機器で採用しているキャビテーションの周波数は40kHzのみです。この周波数はアメリカの臨床実験でも脂肪細胞への効果が実証されており、多くのキャビテーションエステ機器に採用されています。周波数40kHzキャビテーションを採用している理由は

  • キャビテーションを発生させる深さが人の脂肪層に適している
  • 気泡が破裂した際の衝撃が大きいので脂肪細胞の袋を破くことができる
があります。

周波数40kHzキャビテーションを採用している理由

40kHzよりも低い周波数の場合、メリットとして

  • 破裂する時のパワーが大きいので効果が高い
があるのですが、
  • キャビテーションを発生させる深さが人の脂肪層に合っていない
  • 気泡を発生させる間隔が広く、あまり多くの脂肪細胞にアプローチできない
というデメリットがあります。

また、40kHzよりも高い周波数の場合、メリットとして

  • 気泡を大量にまんべんなく発生させることができる
のですが、
  • 気泡が破裂した時のパワーが弱く脂肪細胞の膜を破壊できない
  • 超音波が脂肪層まで到達しない
というデメリットがあります。

モイセでは、家庭用でも業務用でもキャビテーションマシンを選ぶ際には周波数40kHzをおすすめします。

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